付点2分音符
付点2分音符(ふてんにぶおんぷ、英: dotted half note)は、2分音符に1個の付点を付した付点音符である。2分音符の音価にその半分である4分音符1個分を加えた長さを持ち、4分音符3個に相当する。
音価
付点2分音符は、
という関係を持つ。元の2分音符の1.5倍の音価である。
4分音符を1拍として数える場合には3拍分に相当する。ただし、音符そのものの相対音価と、拍子記号によって決まる拍の数え方は区別する必要がある。
拍子と用法
3/4拍子では、付点2分音符1個が4分音符3個分となるため、1小節全体を満たす音価として頻繁に用いられる。ワルツなどで、ある音を小節頭から次の小節線まで持続させる場合の代表的な記譜である。
6/4拍子では付点2分音符2個で1小節を満たすことができるが、実際の拍節構造やフレージングによっては別の分割が用いられる。
記譜
2分音符と同じ白抜きの符頭と符幹を持ち、符頭の右側に1個の付点を置く。
複付点2分音符ではさらに付点を加える。2個目の付点は元の2分音符の1/4を追加するため、複付点2分音符は2分音符の1.75倍となる。
タイとの関係
付点2分音符と同じ長さは、タイで結んだ「2分音符+4分音符」でも表せる。ただし、付点音符とタイは視覚的に示す拍節構造が異なるため、どちらが適切かは拍子やフレーズによって決まる。
MusicXMLでは half のnote typeに <dot/> を加えて記述する。