付点32分音符
付点32分音符(ふてんさんじゅうにぶおんぷ、英: dotted thirty-second note)は、32分音符に1個の付点を付した付点音符である。32分音符にその半分である64分音符1個分を加えた音価を持ち、64分音符3個に相当する。
音価
付点32分音符は、
であり、32分音符の1.5倍の音価を持つ。
4分音符を1拍とする場合には、付点32分音符は1拍の16分の3に相当する。
用途
付点32分音符は日常的なポピュラー音楽の基本リズムでは比較的まれだが、非常に細かな装飾音型、速いパッセージ、複雑なリズム分割などで現れる。
このような短い音価では、テンポによって実際の持続時間が大きく変わる。したがって「付点32分音符」という名称そのものが、常に極端に短い実時間を意味するわけではない。
記譜
32分音符と同じ塗りつぶした符頭、符幹、3本の旗を持ち、符頭の右側に付点を置く。複数の短い音符をまとめる場合は、通常連桁によって拍のまとまりを示す。
タイとの関係
タイで結んだ「32分音符+64分音符」は、付点32分音符と同じ合計音価を持つ。複雑な拍節では、タイで分割する方が拍の位置を視認しやすい場合がある。
MusicXMLでは 32nd のnote typeに <dot/> を加えて表現する。