シンコペーション

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シンコペーション(英: syncopation)は、通常の拍節上で強く感じられる位置と、実際の発音・持続・アクセントの位置をずらすことで生じるリズム上の効果である。

単に「弱拍で音を鳴らすこと」だけを意味するのではなく、弱い位置の音を強い位置まで持続させたり、本来強く感じられる位置を休符にしたりすることでも成立する。

拍節との関係

拍子には、拍やその細分に相対的な強弱関係がある。シンコペーションでは、その予測される強弱関係をずらす。

たとえば4/4拍子で裏拍を強調したり、弱い位置から始まった音を次の強拍までタイで持続させたりすると、拍節に対するずれが知覚される。

主な作り方

  • 弱拍・裏拍へのアクセント
  • 弱い位置から強い拍へタイで音を持続する
  • 強拍を休符にする
  • 発音位置を通常より前後へずらす
  • 付点音符などで拍の境界をまたぐ

したがって、シンコペーションは特定の一種類の記譜記号ではなく、拍節構造と実際のリズム配置との関係を表す概念である。

オフビートとの違い

オフビートは主として拍の間や弱い位置を指す位置的な概念である。シンコペーションではオフビートが頻繁に利用されるが、両者は同義ではない。

連符との関係

3連符、2拍3連符、5連符などの連符は、時間を通常とは異なる比率で分割する概念であり、シンコペーションとは別である。ただし連符によって通常の拍位置と異なる場所にアクセントが生じれば、シンコペーション的な効果を生む場合がある。

関連項目

参考資料