16分音符

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16分音符(十六分音符、じゅうろくぶおんぷ、英: sixteenth note)は、音符の長さを表す音価の一つである。全音符の16分の1、8分音符の2分の1、4分音符の4分の1に相当する。

音価

16分音符2個の長さは8分音符1個に、4個の長さは4分音符1個に等しい。

4分音符を1拍とする拍子では、通常1拍を4個の16分音符に分割できる。ただし、どの音価を1拍として扱うかは拍子記号によって異なり、実際の時間の長さはテンポにも依存する。

付点16分音符は、16分音符にその半分である32分音符1個分を加えた音価であり、32分音符3個分に相当する。

旗と連桁

単独の16分音符は、塗りつぶした符頭、符幹、2本の旗からなる。

複数の16分音符をまとめるときは、旗の代わりに通常2本の連桁で結ぶ。連桁は拍や細分のまとまりを視覚的に示し、拍節構造を読みやすくするが、音価自体を変えるものではない。

8分音符では旗または連桁が1本、16分音符では2本、32分音符では3本、64分音符では4本となる。

「♬」と単独の16分音符

文章中では「♬」が16分音符の例として使われることがあるが、Unicodeでの正式名称は U+266C BEAMED SIXTEENTH NOTES であり、2個の16分音符を連桁で結んだ形を表す。

単独の16分音符にもUnicode上の文字があり、U+1D161 MUSICAL SYMBOL SIXTEENTH NOTEとして定義されている。ただし、フォントや表示環境によっては正しく表示されないため、本項では実体文字を表示しない。

通常の楽譜では、Unicode文字そのものではなく、五線上の位置、符頭、符幹、旗または連桁によって音高と音価を同時に表す。

3連符・連符との関係

16分音符3個を通常2個分の時間に均等配置する場合、半拍3連符として記譜されることがある。

4分音符を1拍とする場合、半拍3連符を2組連続させると時間位置としては1拍を6等分し、6連符と同じ配置になる。ただし、グルーピングやアクセントの見え方は異なる場合がある。

関連項目

参考資料