ト音記号

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ト音記号(英: G clef)は、五線上のどの位置を「ト」(G)の音として読むかを定める音部記号である。

五線上の位置

現代の楽譜で一般的なト音記号は、記号の渦が五線の下から第2線を囲む。この線を中央ハ(C4)の上のト(G4)と定め、そこを基準に各線・各間の音高を読む。この配置は英語で treble clef(高音部記号)と呼ばれる。

音部記号は記号の種類と置かれる線の組み合わせで決まる。そのため、Gを示す記号全体を指す G clef と、第2線に置いた一般的な treble clef は、厳密には同じ範囲の用語ではない。

用途

ト音記号は比較的高い音域の記譜に適しており、ヴァイオリン、フルートなどの楽器や、ピアノ譜の上段などに広く用いられる。

ギターも通常はト音記号で記譜されるが、実際の音は楽譜に書かれた音より1オクターヴ低い。合唱のテノール声部でも、同様に実音より1オクターヴ高く書くト音記号が用いられることがある。この関係を明示する場合は、記号の下に小さな「8」を添える。

参考資料