3.5mm TRS
3.5mm TRSは、直径約3.5 mmのフォンプラグ/ジャックのうち、Tip、Ring、Sleeveの3接点を持つものを指す。
小型ヘッドホン、portable audio、PC、カメラ、音響機器のAUX入出力などで広く使われる。一般には「3.5 mm stereo mini」「ミニステレオ」などとも呼ばれる。
構造
3.5 mm TRSは3つの導電部を持つ。
- Tip
- Ring
- Sleeve
NeutrikのNTP3RCは3.5 mm right-angle stereo plugとしてIEC 60603-11への適合を示している。[1]
ステレオ接続
最も一般的なaudio用途では、
- Tip = Left
- Ring = Right
- Sleeve = common return / shield
としてstereo signalを伝送する。
ヘッドホン、line output、AUX inputなどで広く使われる配列である。
モノラル3極接続
TRSという3接点構造は、stereoに加えて1 channelのbalanced analog audioにも使われる。
balanced analog audioでは、
- Tip = Hot
- Ring = Cold
- Sleeve = Shield / ground
として使える。
小型機器のbalanced line input/outputやwireless audio equipmentなどで3.5 mm TRSが使われる例がある。
insert / control用途
3接点を独立した回路として使えるため、audio以外にも、
- trigger
- control voltage
- serial control
- camera remote
- timecode
などへ用いられることがある。
用途ごとの信号割り当ては機器仕様に従う。
3.5 mmという寸法
3.5 mmはplug shaftの公称diameterを示す。
同じphone connector familyには、
- 6.35 mm(1/4 inch)
- 4.4 mm
- 3.5 mm
- 2.5 mm
など複数のdiameterがある。
接点数はdiameterとは独立した属性で、3.5 mmにはTS、TRS、TRRS等が存在する。
3.5 mm TRRSとの関係
TRRSは4接点を持つ。
スマートフォン系headsetでは3.5 mm TRRSがLeft、Right、Microphone、Groundを1本にまとめる用途に使われる。
3.5 mm TRSは主に3回路を扱うため、stereo headphoneやstereo line signalで一般的である。
互換性
多くのTRRS headset jackは3.5 mm TRS headphone plugを受け入れられる。
一方、jack内部のcontact位置やdetect circuitによっては、plug長、絶縁ring位置、接点数の違いが動作へ影響する。
機器設計ではmechanical compatibilityとelectrical pinoutの両方が関係する。
ケーブル
stereo用途では2芯+共通returnを構成できるケーブルが用いられる。
balanced mono用途では2芯シールド cableが適する。
接点数とケーブル芯数を対応させることで、各回路を独立して配線できる。