D-sub
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D-sub(D-subminiature)は、D字形の金属シェルを持つ多極コネクタ系列である。コンピューター、計測、産業機器に加え、業務用音響機器でも複数チャンネルの信号をまとめて接続する用途に使われる。
構造
標準的なD-subには、9極、15極、25極、37極、50極など複数の接点数がある。D字形のシェルはコネクタの向きを物理的に規定し、ジャックスクリューなどで嵌合を固定する構成も広く用いられる。
D-subという名称はコネクタの機械的な系列を表すものであり、そこを流れる信号やピンアサインを一意に定めるものではない。
音響用途の25極D-sub
業務用音響では、25極D-subを使って8チャンネルのバランス・アナログ音声をまとめて伝送する構成が広く使われている。TASCAMの機器では、25極D-subによる8チャンネルのバランス入出力に、いわゆるTASCAM DB-25 pinoutを採用し、AES59-2012準拠としている。
1チャンネルにつきHOT、COLD、GNDの3導体を割り当て、8チャンネルで24接点を使用する構成が代表的である。
ピンアサインの確認
同じ25極D-subでも、すべての音響機器が同じピンアサインや信号方式を採用しているとは限らない。アナログ音声以外の信号に使われる例もあるため、ケーブル製作や機器接続の際は、コネクタ形状だけで判断せず機器のマニュアルを確認する必要がある。
呼称
25極タイプは一般にDB25と呼ばれることが多い。D-subには他のシェルサイズと接点数も存在するため、単に「D-sub」と記した場合は25極だけを意味しない。